第13回図書館総合展も開会から6時間が経過し、展示会場もにぎわいつつ、事務局も落ち着いてまいりました。午前中に掲載された速報をカレントアウェアネスで紹介していただき、多くの方にごらんいただけたのではないかと思います。
2度目の速報では、展示会場の中をもう少し詳しくお伝えしていきます!
展示会場内では「東日本大震災からの復興と震災への備えに向けて」と題して、東日本大震災のテーマ展示を行なっております。
この中では、東日本大震災だけでなく、ハリケーン「カトリーナ」からの復興(ニューオーリンズ図書館)や四川大地震からの復興、阪神・淡路大地震と図書館活動(神戸大学附属図書館「震災文庫」)の展示が行われております。
ブース展示
ブース展示会場ではコンテンツやシステムを提供する企業から、本棚や物理的な機械を提供する企業まで、様々な企業の展示が行われています。
朝日新聞はデータベースを実際に見て触れるように展示しております。
キハラのブース展示はとってもかわいいデザインになっています。この中で、図書館を可愛くする「libkawaii」の展示も行われていました。
「アメリカの映画に出てくるような歴史ある司書さん」をイメージしつつ、とてもおしゃれな司書のコーディネートを提案しています。
その隣にはカーリルのブース出展が!カーリルカラーの水色を活かして、とてもポップでキュートな展示になっています。
デューイの缶バッジをもらっちゃいました!かわいい!
ランチタイムには休憩コーナーの近くで「知的書評合戦 ビブリオバトル」が開催されました。写真は優勝した佐藤翔さんで、紹介した本はピアス・バトラーの「図書館学序説」です。なんでも絶版になってしまった本なのだそうですが、多くの人に読みたいと思ってもらえる本なので、ぜひ復刊してほしいですね。
ポスター展示
図書館総合展ではポスターも多く展示しています。年々とても工夫されて素敵なポスターが増えているのですが、今回はその一部をご紹介します。展示会場ではお気に入りのポスターに一票を投じる投票も行なっていますので、来場された方はぜひご参加ください。
図書館総合展のポスターの特徴は、どれも工夫を凝らしていて、かつポップでキュートポスターが多いこと。小物もふんだんに使ってポスターを色どっています。
「kumori」の渡辺ゆきのさんのポスターは、シンプルながらもデザイン性があり、さすがというものに仕上がっていました。
マンガを使って紹介するというポスターが楽しくて、思わずぱちり。ちゃんとオチもついています。
可愛いポスターだけじゃなく、調査研究の内容を発表する学術的なポスターも貼られています。いろんな種類のポスターが楽しめて飽きないところも、図書館総合展の魅力ですね。
今日の図書館総合展はあと一時間ほどで終了してしまいますが、明日・明後日も開催していますので、お近くの方はぜひ仕事帰り、学校帰りにでもお立ち寄りください。
皆様のお越しをお待ちしております。