図書館総合展2015 フォーラム in 長崎

図書館は地域の課題解決にどう貢献していくか ―地域医療との関わり、図書館員の育成を例に―

2015年第3回目の地域フォーラムは、長崎県長崎市で開催します。
地域社会を取り巻く環境が一段と厳しさを増し、見直しが迫られているなか、図書館もその機能とあり方を問われています。

今回のフォーラム会場ともなっている長崎市立図書館は、市民の声に答えるべく「がん情報コーナー」を設置し、医療機関の協力による講座や患者とその家族等が交流するサロンなどを開催しています。特筆すべきは、図書館での情報提供が核となって、がん患者のサポートに地域社会が連携する流れが生まれていることです。
フォーラムでは、医療と図書館とが関わるこの例を糸口に、これから図書館が地域の課題解決にどう関わっていくか、果たすべき役割や求められる機能等について考えます。

登壇者

伊関友伸(いせき・ともとし)
城西大学 経営学部 マネジメント総合学科 教授
治学研究科修士課程修了。博士(福祉経営)。  1987年、埼玉県庁に入庁し、県民部県民総務課調査係、大利根町企画財政課長(県派遣)、総合政策部計画調整課主査、健康福祉部社会福祉課地域福祉担当主査、県立精神医療センター・精神保健福祉センター総務職員担当主幹等を務める。2004年に城西大学経営学部准教授に転じ、現在に至る。  研究分野は行政学。研究テーマは保健・医療・福祉のマネジメント、自治体病院の経営。総務省公立病院に関する財政措置のあり方等検討会委員、夕張市病院経営アドバイザーなど、国・自治体の委員等を
濵邉康子(はまべ・やすこ)
長崎市立図書館 医療健康情報サービス担当
2007年より長崎市立図書館に勤務。2012年、がん情報サービスの担当となり、第15回(2013年)図書館総合展フォーラム「ひとりのがんに、地域の力を! つながる 人、まち、図書館」に係わる。2014年からは医療健康情報サービスを担当。
下田富美子(しもだ・ふみこ)
長崎市立図書館 運営総括責任者
2007年より長崎市立図書館に勤務。2013年、運営総括責任者に。第16回(2014年)図書館総合展フォーラム「図書館をまんなかに考える地域図書館の挑戦」の第2部「長崎市立図書館の挑戦 未来の長崎に図書館は必要か」で発表。自身のテーマは「地域の核となる図書館員の育成」。

2015年7月11日 (土)

費用

無料

会場

長崎市立図書館(長崎県長崎市)

主催

  • 図書館総合展運営委員会

後援

  • 専門図書館協議会
  • 全国学校図書館協議会
  • 日本図書館協会

申し込み・問い合せ先

https://www.prkcps.com/tosho2015/nagasaki