雑誌記事検索の国内最大データベース「ざっさくプラス」のご紹介、実演を行います。
10月末実装データは1900万件を突破、「20世紀メディア情報データベース」との連携時には2100万件になります。
◆ざっさくプラスとは
雑誌記事検索のデータベースが、NDLの「雑誌記事索引」をはじめとして、いずれも検索可能なのは戦後に限られ、戦前期から通して検索できない不便を解消しようと企画されたデータベースです。
現在、NDL雑誌記事索引、Cinii(連携検索)、J-STAGE、及び、独自に作成したデータを加え、国内最大の雑誌記事の統合検索を実現しました。また、プランゲ文庫の索引である20世紀メディア情報データベースとの連携検索時には2100万件のデータから目指す記事を検索します。
◆明治から現在まで、地方雑誌から総合雑誌まで
独自データは、『明治・大正・昭和前期雜誌記事索引』(120巻)はじめ様々な目録・総目次からデータ化した戦前期、『日本史文献年鑑』「歴史手帖」『地方史文献年鑑』のデータはじめ地方で発行された雑誌記事、また再録基準の見直しで空白の多いNDLのデータの補充、粒度の粗さが目立つデジタルコレクションのメタデータを独自に作成し直して実装しています。
◆J-STAGEの実装
自然科学・科学技術系のデータベースJ-STAGEを実装しています。他分野、かつ多分野の雑誌記事を一度に検索することで思いがけない発見があり、研究や学習の幅を広げます。
◆初期のNDL雑索が手薄な占領期を網羅する「20世紀メディア情報データベース」との連携(2017年度から)。
昭和23年から始まる、国立国会図書館の「雜誌記事索引」は、納本制度の未徹底などで十分雑誌記事を網羅していません。この間を補うのが占領軍が検閲のために提出させ収集した雑誌を所蔵するプランゲ文庫です。この記事索引である「20世紀メディア情報データベース」と連携検索することでその間の欠を補います。
◆実力をお試し下さい
最大のデータ実装、有力な連携検索、分野を横断する幅広い検索。「ざっさくプラス」の実力を実際に検索してお試しください。