昭和初期の町屋をリノベーションした美術館。障害のある人の造形表現や現代アートなど、様々な表現を分け隔てなく紹介しています。
ボーダレス・アートミュージアムNO‐MAは2004年に開館した、滋賀県近江八幡市の重要伝統的建造物群保存地区にたたずむ、昭和初期の町屋をリノベーションした美術館です。
ボーダレス・アートは、障害のある人たちによる造形表現や現代アートなど、様々な表現を分け隔てなく紹介していこうとする、館の展示コンセプトです。
NO‐MAは、社会福祉法人が運営する美術館ですが、「障害のある人のため」という限定的な役割を担うのではなく、訪れた人々に「芸術」とは何か、「表現」とは何かを考えてもらえるような場であり続けたいと考えています。
ボーダレス・アートという視座を通じて、人の表現が持つ根源的な魅力を伝えることを実践しています。
館内の様子(企画展「GIRLS 毎日を絵にした少女たち」2018)
【開催中の展覧会】
展覧会「以”身”伝心 からだから、はじめてみる」
会期:2018年9月22日(土)~11月25日(日)11:00~17:00
会場:【第1会場】ボーダレス・アートミュージアムNO-MA(滋賀県近江八幡市永原町上16[旧野間邸])
【第2会場】奥村家住宅(滋賀県近江八幡市永原町上8)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌日)
観覧料:一般300円(250円)、高大生250円(200円) ※中学生以下無料 ※障害のある方と付添者1名無料 ※( )内は20名以上の団体
絵画や彫刻、インスタレーション、パフォーマンスの美術の領域から、オーダーメイドの車いす製作といった福祉の領域まで、それぞれの方法で”身体”に向き合う8組の作者を紹介する展覧会。実際に手で触れたり、耳で聞くことで、身をもって味わうことのできる体感型作品も展示しています。