オーム社は1914(大正3)年11月1日に電機学校(現在の東京電機大学)廣田精一によって創業。2019年11月1日 105周年を迎えました。

オームの法則で有名なドイツの物理学者ゲオルグ・ジーモン・オーム(Georg Simon Ohm)と同名であり、かつ扇本眞吉(O)[電機学校創設者]、廣田精一(H)[電機学校創設者・オーム社初代代表者]、丸山莠三(M)[当時の電機学校教頭]のイニシャルとかけて誌名をOHMとし、同時に社名としたとされています。 廣田精一が志したのは、日本中の若き電気技術者に最新の技術情報を届けることでした。情報を得る手段が限られていた当時、それは読者から大いに歓迎されました。その後、1922年(大正11年)9月に株式会社組織に改められて独立しました。創業以来、OHM創刊の辞にある「必ず新道を開拓する」というフロンティア・スピリットを胸に、理工学分野の出版事業を推進し、2014(平成26)年には創業100周年を迎えました。この100年間には飛躍的とも言える科学技術の進歩がありました。当社の出版活動が僅かでもその一助になれたとすれば、この上ない幸せです。時代のニーズの変化とともに、電気、機械、建築、設備分野からテーマを広げながら、人工知能、機械学習等のIT関連、医学、薬学系などの分野にも取り組み、雑誌、書籍、オンラインメディアによるコンテンツの提供、また、セミナー、教育事業といったビジネスを展開しています。社員一同、日々学び、専門性を深め、新たなチャレンジを続け、読者の皆様のニーズに応え、科学技術社会の発展に貢献してまいる所存です。今後も変わらぬご愛読のほどお願い申し上げます。

株式会社オーム社 代表取締役社長 村上 和夫

【図書館総合展 出展ブース】

2018年11月29日発売した「ソッカの美術解剖学ノート」が好調に部数を伸ばしています。韓国の有名漫画家であるソク・ジョンヒョンが9年の歳月をかけて描き上げた美術解剖学の集大成ともいえる書籍です。特に、解剖学的な自然さに基づく人の動きをどう描くかについて頁を割いて、丁寧に解説しています。本書には、1コマ漫画がちりばめられていて、人体構造の説明も楽しんで読み進められる工夫がなされています。オーム社ブースで手に取ってご覧いただくことが可能です。他にも今話題の人工知能、機械学習、Python関連書を大々的に展示して皆様のご来場をお待ちしております。新たにオーム社の提案として公共図書館、大学図書館の司書の皆様へは所蔵調査、除籍銘柄となる改定版、旧版のご確認、分野、ジャンル、カテゴリ別、金額別にオーム社が有する売上上位銘柄から新刊、および既刊書から選書作業をサポートさせていただく新たなご提案を行って参ります。ぜひ、オーム社ブース「76」へお立寄りください。

【出版社ゾーン児童書共同ブース オーム社講演会について】        11月12日(火)から11月14日(木) 時間 14:00~14:45迄 

この度、出版社ゾーン児童書共同ブースにて「オーム社 所蔵調査、除籍銘柄についてのご提案」と題して、ご来場者の皆様へ小社が行っている学校、公共図書館への取組とご提案をご案内いたします。                                                                      専門書ではJIS規格の変更などで、大幅な加筆を施し改定版を発売する場合がございます。小社がお勧めしているデータでの所蔵調査から確認できる欠本(新たに購入して欲しい書籍)と旧版(除籍銘柄対象の確認)をデータにもとづいてご紹介いたします。ぜひ、講演ブースへ足をお運びいただけますようご案内申し上げます。

 

図書館総合展 2019

ブース番号

76

出展

  • 株式会社オーム社