信州の自然とくだものと文学作品を朗読でつなぐ
長野県では読み聞かせ、読み語り活動が大変活発ですが、参加者は限られています。一方、信州は果物、農産物や特産品に恵まれており、これらをテーマにした文学作品が多くあります。ここに目を付けた元NHKアナウンサーで軽井沢朗読館館長の青木裕子さんが始めたのが「信州朗読駅伝」。信州産の果物や農産物、特産品が登場する小説などの中から自分の好きな作品を朗読し、プロのコーチを受けられるだけでなく、テーマになった果物などの直売コーナーも設けられます。こんなユニークなイベントが長野県内各地の図書館などを会場にして行われています。課題解決支援サービスに力を入れる有志のネットワーク、図書館海援隊が生んだ第3の派生ユニット、「朗読部」の目玉イベントの魅力を、映像や写真をふんだんに用いて紹介します。