図書館を作る、図書館人を造る、図書館の時代を創る
少子高齢化、地方創生が国家的な課題となり、もう一方で情報のデジタル化、グローバル化が進む日本にあって、図書館が向き合う世界は明日に向かって絶え間なく変化を続けている。しかし、目下の日本図書館界は、公的なリーダーをはじめとして、果たすべき機能をほぼ停止する中、実情と乖離した図書館法等、明確な方向を見出すことが出来ず、漂流を続けている。この状況下、ソフトパワーの基盤たる図書館が、わが国の国力にふさわしく、また、社会から期待される役割を担いうる機能を発揮するために不足していることは何か、何を補うべきか、当面の課題にどのように取り組むか、を、図書館政策、図書館専門職養成にかかわってきた三人の専門家の対話から探りたい。
会場からの飛び入り歓迎。