来年2018年に創立70周年を迎える国立国会図書館は、さらにその先の100周年を見据えて新たな中期ビジョン「ユニバーサル・アクセス2020」を策定しました。本フォーラムでは、中期ビジョンの実現に向けて行っている取組のうち、図書館実務に関連の深い典拠データの拡充、来年1月に提供を開始する検索・申込オンラインサービス、そして未来の図書館サービスを見据えた研究についてご紹介します。
1.イントロダクション
(伊藤克尚 総務部企画課長)
中期ビジョン「ユニバーサル・アクセス2020」の概要と、本フォーラムの全体像をご紹介します。
2.典拠データの拡充に向けて
(津田深雪 収集書誌部収集・書誌調整課課長補佐)
典拠データは、図書館が提供する書誌データの高度で効率的な検索を支えています。さらに、現在では、ウェブ上のデータをリンクする仕組みとしての役割も期待されています。それらの活用可能性を見据え、国立国会図書館が進める典拠データの拡充や国際的連携の取組を紹介します。
3.NDL-OPACから国立国会図書館オンラインへ
(荒井裕子 利用者サービス部主任司書)
NDL-OPACに代わり、当館の新たな利用の窓口となる「国立国会図書館検索・申込オンラインサービス(略称:国立国会図書館オンライン)」の機能とサービスについて紹介します。
4.次世代システム開発研究室の取組
(原田久義 電子情報部主任司書兼電子情報サービス課次世代システム開発研究室長)
次世代システム開発研究室では、外部の研究者と協力しながら様々な検索デモシステムの提供、深層学習を利用したデジタル化画像の背景白色化やNDCの自動付与、ジャパンサーチ(仮)のプロトタイプシステムの開発等に取り組んでいます。これらの取組の概況と今後の見通しを、分かりやすく紹介します。
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