研究データ管理サービスの構築に向けて
オープンサイエンスの推進と研究公正の確保を背景として、研究データ管理が注目を集めている。欧米の大学等では、データライブラリアンを中心として、研究データ管理サービスが大学における研究支援活動の一環として組織的に展開されている。一方、わが国の大学や研究機関においては、研究データの管理、保管、公開は未だ緒に就いたばかりである。本フォーラムの第一部では、英国エジンバラ大学に本拠を置くEDINAのデータライブラリアンであるRobin Rice氏を招へいし、「データライブラリアンと研究データ管理サービス」と題する講演会を行う。引き続き第二部では、大学図書館と研究資金配分機関の関係者、及び研究者によるパネルディスカッションを通して、研究データ管理の指針となる「データ管理計画」の普及と活用について議論を深める機会とする。
●第一部 講演(15:30-16:20)
演題:データライブラリアンと研究データ管理サービス(仮)
講師:Robin Rice氏(Data Librarian, EDINA)
※逐次通訳付き
●第二部 パネルディスカッション(16:20-17:00)
ファシリテーター:
尾城 孝一(国立情報学研究所 オープンサイエンス基盤研究センター)
パネリスト:
Robin Rice氏(Data Librarian, EDINA)
青木 学聡氏(京都大学 情報環境機構/IT企画室 准教授)
小賀坂 康志氏(科学技術振興機構 知識基盤情報部 部長)
西薗 由依氏(鹿児島大学 学術情報部情報サービス課 情報調査支援係 係長)
他