“図&地協(=とんち協)”による第5世代図書館への試み
地域の公共図書館をめぐる新しい風を第5世代図書館と位置づける。そんな仮設定をもとに「図書館と地域をむすぶ協議会」(図&地協=とんち協)が全国各地で繰り広げる実践例を示しながら、地方創生の時代の新しい図書館像を提案する。
【紹介する実践モデル例】2018年5月にオープンした「雲の上の図書館」(高知県梼原町)の編集的図書館づくり/地元書店と福祉施設との連携でソーシャルイノベーションを起こす幕別モデル(北海道幕別町)の全国展開/オープン2周年を迎えた「ふみの森もてぎ」(栃木県茂木町)の実践/読書環境と読書習慣を育むコースウェア開発モデル(和歌山県那智勝浦町)/地域づくりを担う新しい図書館スタッフを育成し、司書の待遇改善をはかる「晴耕雨読プロジェクト」/自治体の医療負担軽減に寄与する「知る・読む・笑う」モデル(地方創生推進交付金採択)/国立国会図書館の全国書誌情報の利活用を推進する実践モデル/SDGsと図書館/SIBと図書館/食文化と図書館/中高生のキャリア教育と図書館/ほか