フロントランナーに学ぶ、手が届くデジタルアーカイブ
デジタルアーカイブは、ただ古いものをデジタル化して公開するためものではなく、あらゆる組織の情報を整理し、それをいつでも誰もが活用できるようにするためのまったく新しいコンピュータ活用技術です。EUのユーロピアーナやアメリカのDPLAなどが図書館や博物館の膨大な情報をシームレスに提供を行うなど、今世界の多くの国々の機関や組織が、この技術を活用し大きな飛躍を遂げつつあります。我が国もようやくそのことに気づき、国家プロジェクトでデジタルアーカイブの推進を図ろうとしています。こうした状況について、長年社会教育とデジタルアーカイブの実践・研究に取り組んでこられた岐阜女子大学の井上透先生に概説していただきます。
後半はデジタルアーカイブを積極的に活用しユニークな取り組みを行っている船橋市と大網白里市から事例を発表いただき、井上先生のコーディネートのもと、図書館と博物館のボーダレス化などこれからの日本の生涯学習施設の向かうべき方向を考えます。デジタルアーカイブの活用をお考えの自治体関係者のみなさま必見です。
船橋市デジタルミュージアム https://trc-adeac.trc.co.jp/WJ11C0/WJJS02U/1220415100
大網白里市デジタル博物館 https://trc-adeac.trc.co.jp/WJ11C0/WJJS02U/1223905100
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http://www.trc-adeac.co.jp/sogoten2018/