患者・市民と医療者の対話促進のためのプラットフォーム形成に向けて
患者・市民にとって、インターネットの普及などもあり、健康医療情報を入手する手段は多様化しているが、各人にとって適切な情報を選別するための指針や判断材料がほとんど存在しないというのが現状である。他方、患者・市民のヘルスリテラシー向上に向けた先駆的な取り組みが各地の医療機関(病院患者図書室を含む)や公立図書館で進められている。今回のフォーラムではそうした先駆的な取り組みを紹介しながら、患者・市民と医療者の対話促進のためのプラットフォーム形成に向けた建設的な提言へと繋げたい。