『走れ!移動図書館』
東日本大震災の復興支援にて,当時・シャンティ国際ボランティア会の鎌倉幸子氏が2014年に筑摩書房(ちくまプリマ―新書)から刊行した図書のタイトルである。図書館を届けたこうした活動は,まさに移動図書館活動の再評価に結びつく。1997年以降,移動図書館車の台数は急激に減少し続けていたが,近年はゆるやかな減少に留まっている。
「これが公共図書館だ!」
1967年10月の『図書館雑誌』特集のタイトルである。1965年9月,日野市立図書館が1台の移動図書館「ひまわり号」から「開館」した。
このように移動図書館車の装備や活動内容は,まさに図書館の理念を体現している。本フォーラムでは,移動図書館活動の過去をしっかりと見つめ直し,現在の活動を再評価したうえで,移動図書館の未来を展望する。移動図書館の過去,現在,未来へのバトンをつなぐため,さまざまな立場からのパネリストをお招きし,課題と展望を共有し,ともに移動図書館を育んでいきたい。
■□■フォーラムにご登壇、ご紹介しました、林田製作所さん、横浜市立図書館さんのwebサイト
林田製作所
http://hayashida.p2.weblife.me/
横浜市立図書館
http://www.city.yokohama.lg.jp/kyoiku/library/