指定管理者制度の法的・実務的課題と運用進化への視点
自然災害が発生、近隣住民が図書館に避難!…その時、指定管理者と地方自治体はどう対応しますか?
指定管理者制度が導入されて15年余り、近年では導入施設は約7万6千件、そのうち約40%を民間企業等が担うに至っています。大きな広がりを見せる指定管理者制度ですが、反面、多くの課題も浮上しており、中でも協定の法的性格や災害時の対応等は制度の根幹に関わる重要な問題です。今回のセミナーでは、指定管理者制度が抱える本質的問題を整理し、公共サービス提供において官民連携をより望ましい姿で実現していくための鍵を探ります。
第1部13:00-15:10 講演と鼎談
〔講演〕1.協定の考え方と災害時対応
宮脇 淳(北海道大学教授)
2.リスク分担に集約される法的課題
井口寛司(弁護士)
〔鼎談〕民間事業者がノウハウを発揮するために必要なこと
宮脇 淳・井口寛司・佐藤達生(図書館総合研究所)
第2部15:30-17:10 特別レクチャー(質疑と解説)
『指定管理者制度問題解決ハンドブック』(東洋経済新報社)を参照しつつ解説
〔解説〕 宮脇 淳
井口寛司
*第2部ご参加の際は上記書籍をご持参ください。会場でも販売する予定ですが、数に限りがありますので、予めご了承ください。