~総合学園の観点から見る、大学教育と図書館のあり方~
法人内に1つの小学校、4つの中学高等学校、2つの大学を抱える学校法人立命館。立命館小学校では、1年生からロボティクス科の授業を行っています。「Microsoft Showcase School」の認定(日本の私立小学校で唯一)や、文部科学省のプログラミング教育実証校としての認定等、日々の学びのなかにICTが活かされ、その教育実績が各方面で認められています。
このような最先端のICT教育やAIの進化は、今後の大学教育に大きなインパクトを与えるでしょう。そしてその他にも、グローバル化やオープンイノベーションなども、今後の大学教育を考える上で、大きな要素になってくるはずです。ICTの技術を使えば、学校や大学に行かなくても、「知識の習得」は得られます。学習が多様化する中で、学校や大学に行くからこそ得られる学び、学校や大学、そして大学図書館に求められる価値とは何なのでしょうか。
このフォーラムでは、学校法人立命館の総合学園としての観点から、小学校、中学高等学校での教育現場の実情をふまえつつ、様々な社会変動を踏まえ、そして更に予測不可能ともいえる時代を前にして、今後、大学教育に求められる役割、大学図書館が果たすべき役割について迫ります。今後の大学教育、大学図書館運営がどうあるべきか、そのヒントとなるフォーラムです。