2人に1人ががんに罹る時代、がんは全ての人にとって他人事ではなく、生活の営みの中で、ひとりひとりが支える側になったり、支えられる側になったりします。多くのがん患者さんは治療だけではなく、治療中および治療後の“生活”に不安や悩みを抱えています。
キャンサーリボンズでは、症状や副作用のケアなど治療にかかわるケアにとどまらず、精神面でのケアや美容面でのケアなど、がん患者さんが「少しでも心地よい自分らしい生活」を送れるような「治療と生活をつなぐ」様々なテーマに取り組んでいます。多様なテーマで実施しているプロジェクトは、様々な組織や団体と、それぞれの特性を活かしながら連携して活動しています。
本展では、軽井沢朗読館と協働で2013年に発足した「朗読で元気をつなぐプロジェクト」の活動について発表します。