新たに公開した「京都大学貴重資料デジタルアーカイブ」を巡る取り組みとともに、システムの概要と今後の展望を紹介します
近年、学術情報のオープン化が推進されており、人文社会科学系学術情報の基盤としてのデジタルアーカイブの役割が注目されています。
こうした中、京都大学図書館機構は、オープンアクセス推進事業の一環として、2017年9月に「京都大学貴重資料デジタルアーカイブ」を構築し、20年近くにわたって蓄積された貴重資料画像データに加えて、近年のプロジェクトで新たに作成したデジタルデータを公開しました。
「京都大学貴重資料デジタルアーカイブ」は、デジタル画像相互運用のための国際規格IIIFに対応していますが、そのシステムについて、構成と構築の実際を紹介します。併せて、システムの特性を活かした公開のあり方を巡る展望を示します。
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