「旅の図書館」が誇るコレクションをご紹介します!
「たびとしょコレクション」とは?
「旅の図書館」は、学術研究機関である公益財団法人日本交通公社が運営する観光・旅行分野の専門図書館です。
「観光はそれ自体が文化であり、その観光文化を向上させたい」との思いを込め、1978(昭和53)年、「観光文化資料館」として東京駅八重洲口に開設(1999年、現名称に改称)。2016年10月、港区南青山に移転し、「観光の研究や実務に役立つ図書館」としてリニューアル開館しました。本年(2018年)10月には、開設40周年を迎えました。
この間、国内外のガイドブックや機内誌、時刻表などの図書・資料の収集を続け、当館ならではの特徴的なコレクションを構築してまいりました。2016年の移転時には、調査研究機関としての活動の中で長年収集してきた国内外の調査研究報告書や専門書も統合し可能な限り公開しています。また運営主体(公益財団法人日本交通公社)は、外客誘致・斡旋機関として1912年に設立されたジャパン・ツーリスト・ビューローを前身としており、戦前のわが国の観光事業や観光政策等に関わる古書や旅行案内書などの貴重資料も多数所蔵しています。
今日、観光は、私たちの人生を豊かにするとともに、国や地域の振興・発展を図るうえで大きな役割を担っています。ご興味のある方は、当館自慢の蔵書(コレクション)から、広くて奥深い観光の世界を味わってください。